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2009/06/11

全くタイトル負けしていた「リアルバウト餓狼伝説スペシャル」とそのPSリメイク版

「リアルバウト餓狼伝説」でギース・ハワードが退場した後も、パラレルワールド(そもそもリョウとボガード兄弟では14、5歳も年齢差があるのである。)なKOF96ではクラウザーやMr.BIG(彼はすごいわよww)と共に出場したのですが、餓狼伝説シリーズも1年後の平成8年末に再びストーリーなしな番外編の「リアルバウト餓狼伝説スペシャル」が発売されました。

 

ギースを除いた15人のキャラに4人の復活キャラが加わったのですが、2ボスのクラウザーはともかくとして、その他はホモww(ローレンス)、爺さん(タン)、メタボww(チン)とイマイチだった感は否めませんでした。キャラといえば、デザイン自体も描き直されて、マリーはかなりカッコ良くなったと思うし、舞ちゃんもまた露出度が高くなりましたwwが、彼女達以外が概してダメダメだったのです。

 

フランコは、3では愛息を山崎に誘拐された悲劇の元チャンプだった筈が、ミョーにテンション高くなっていて、復帰戦で小便たれたアヴドゥルみたいに額を銃で撃たれたのか?と突っ込みたくなりました。これは私のイメージじゃなぁぁぁいーーーーーー!!!(苦笑)双角も不知火流のライバルだったはずなのに禄に掘り下げもなされず、シリーズを重ねる毎に忘れ去られてしまったけど、EDではついに修羅に体をのっとられて・・・・・・まさに「ミイラ取りがミイラになった」でした。山崎も、理知と狂気を兼ね備えていたキャラだったはずなのが、この作品以降狂気の面だけが強調された安っぽいキャラに堕してしまったのは残念です。ビリーとタンはそれぞれ裏キャラが発狂・痴呆な有様だったし、チンはますますメタボに磨きがかかり、性能もパワーダウン、クラウザーも由来が今は亡きカール・ごっちだった為かKOF96ではプロレスラー風な技が見られた等既におかしくなっていったけど、チン同様へヴィーになりすぎたというか・・・・・・・・ギースもナイトメアとして無理やり登場していて、それはこの時点ではまだ大目に見れたのだけど・・・・・・・・・

 

そしてそんな彼らに命を吹き込むべき声優陣もここで特筆しておきたいのですが、既存キャラもテリー役の橋本さとし氏やアンディ役の難波圭一氏等技の掛け声などから垣間見られたのですが、どうも演技が雑になっていたように感じられました。そして彼らもさる事ながら、クラウザー役のB・J・LOVE氏と、タン・チン役の中井重文氏は全くのミスキャストでした。

 

クラウザーは、闇の帝王としての威圧感は感じられても、スペシャルのマイケル・ビアード氏のような風格が感じられなかったのがダメだったし、タン・チンは普通に声に重みを感じません。特にタンは上っ面だけの老人声ですね。スペシャルのような坂木圭一郎氏かアニメ版の矢田耕司氏にさっさと変えてほしかったのですが。

 

えっ?お前キャラとか声優とか文句ばっか言ってるけど、ゲームの出来はどうでもいいのかって?ハイ、これも正直微妙でした。

 

確かに初心者が遊ぶ分にはいいのかもしれなかったけど、今作のコンビネーションアタックは威力の高いルートが決まっていて面白みが無かったですね。連続技も相変わらず大味だったし、画面端での相手に一定以上攻撃を加え続けると、木とかの障害物が壊れて気絶するという演出も蛇足でした。ラインが3ライン制になったのは、悪いアイディアでは無かったとは思いましたが。

 

ゲームのクオリティという点では、PS版「リアルバウト餓狼伝説スペシャルDOMINATEDMIND」ではかなり改善されていたとは思います。このPS版、ただの移植版ではなく、オリジナルキャラやあのサンライズによるアニメーション、追加ゲームシステムや必殺技等最近のKOF98UM等にも通ずるSNK初の意欲的な格闘ゲームリメイク作品でした。

 

ゲームシステムについては、殆どアーケードとは別物といってよかったのですが、コンビネーションアタックのルートが大幅に変更(ギース等一部存在しないキャラも)されていたり、カプコンの「ストリートファイターⅢ」シリーズをすでに意識していたのか、クイックアプローチやファイナルインパクト(それぞれスーパーキャンセルとブロッキングの亜流)が追加されたり等かなり遊べるゲームに変わっていたと思います。オリジナルキャラも、新主人公のアルフレッド役である優希比呂氏と新ラスボスのホワイト役(アンディよりも美形だとか)の藤原啓治氏の好演も光りました。前者はあの高く甘い声を持ち味とされているのですが、それがより純粋な飛行機少年だったアルフレッドのキャラクターを掘り下げていたと言えたし、後者も幅広い役柄をいずれも高いレベルで演じられるその役者巧者ぶりを改めて認識させられたと言えました。

 

もっと言えば、EDが、どのキャラでクリアしても、大団円(悪役キャラは除く)の末アルフレッドが他の皆と別れる展開だったのは不満だったし、前述の、一部ミスキャストの存在やどこかズレていたキャラの存在等アーケード版とは変わっていない問題点も依然見られたし、そこは改善してほしかったと思います。いずれにせよ、タイトル負けしていた感は否めなかった本作でしたが、そうして焼き直しを重ねた末の最終バージョンも・・・・・・・・

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