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2009/02/28

ストⅡがまた実写映画化?

今日でもう2009年の6分の1が終わりますが、日本でも春麗を主人公とした、「ストリートファイター ザ・レジェンドオブチュンリー」が公開されたようです。英語版での公式サイトを少し見てみましたが、ナッシュ(チャーリー)と元が登場する事から、時代的に「ストリートファイターZERO」シリーズの頃でしょうかね?ストリートファイターⅣの家庭用にも登場する等、妙に最近の元はプッシュされているようだけど、そういえば、春麗の父は彼の弟子という設定でしたね。原作ゲームではあまり言及されていなかったそうした関係とかも掘り下げられるのですかな?そういう気になる点もないわけではないですが、やはり今更な印象が拭えません。

そもそも、彼女に対するカプコンの過大評価も「ストリートファイター」シリーズ、いやカプコン対戦格闘そのものを駄目にした要因の一つなのですが、そうした過大評価が最初に表れたのが「ストリートファイターⅢ3rd」での復活です。

このゲームも、私が過去ログで指摘した、「ゲームの出来自体は合格点はあげられるけど、それ以外のキャラクターや世界観の面などが何処かズレている代物」の一つであり、一般的に過大評価されているのだけど、彼女はしゃがみ中キックからスーパーアーツがヒット確認で連続技に出来るなど優遇されていたのは性能面だけではなく、ストーリー面でも、教え子の誘拐にギルの実弟・ユリアンが総統である組織がかかわり、シャドルーを壊滅させたのも彼女であると明確にされたことからも「完全な主人公」扱いでした。対するアレックスはEDでも、リュウの存在感を示すだけの引き立て役に過ぎず、ますます空気となっていったけど、これじゃ、折角キャラ選択カーソルを彼に合わせても全然意味ないです。Ⅲシリーズって、1作目のサブタイトルは「ニュージェネレーション」だったよね?明らかにテーマと矛盾しているじゃないですか。カプコンからすれば、長い年月とばく大な制作費を費やしたこのⅢシリーズが思ったほどのヒットでなかった事からも、彼女を起爆剤としたかったのでしょう。しかし、ZEROシリーズや後のⅣにも見られますが、要するに一貫性がないのです。「カプコンVSSNK」でもⅢ仕様、「カプコンファイティングジャム」でも何故かⅢ枠からの出場だったけど、これらも「Ⅲシリーズでの春麗主人公化」の悪影響の表れです。

そもそも3rd自体、確かにゲームの出来はいいけど、春麗復活以外にも、「合っていない新声優陣」、「低調でイマイチ印象に残りづらいBGM」等「?」と思える所は見られたし、何より根本的にしょうがない面はあったけど、ブロッキングは「所詮マニアの玩具」に過ぎなかった。結局Ⅲシリーズは春麗復活までさせても成功したとは言いがたかったのです。だからこそ、時代的にⅢシリーズよりは前なのにⅣというⅡの3Dリメイク版でおそらくカプコンはⅡからのファンを呼び戻そうとしたのだし。つまり、ⅣはⅢの失敗ゆえに登場した側面も強いものがあるのだけど、本作ではまた、家庭用では春日野さくらや火引弾など妙なキャラを復活させています。

今日2月28日は「去年のⅣまで何年も新作が出ていなかった、『ストリートファイターシリーズ』が更なる飛躍を遂げた事を宣言する、誇らしい日」なのではなく、繰り返し言うように「過去の栄光に頼らざるを得ず、『ストリートファイター』シリーズ、いやカプコン対戦格闘の閉塞およびそれを打破できなかった、稲船敬二氏らクリエイターが公言してしまった日」です。

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